政管健保肩代わり法案成立断念、当たり前でしょ。医療費削減はコッソリどっさりしていますよね。
こんにちは。
政府は、政管健保の国庫負担を健康保険組合などに肩代わりさせるのをあきらめましたね。
これも国会がねじれていなければ、可決されていました。組合健保などは恐ろしいほどの負担増で運営が困難になっていたでしょう。組合員への大幅な負担増は避けられなかったと思います。
先ごろ、健保連は、「後期高齢者医療制度」への拠出金増で赤字幅増大を発表しましたが、そういうことと下記のニュースを読み比べてみると、政府は、自分のプライマリーバランスを黒字にするため、民間へ赤字を押し付けているということが良く分かりますね。赤字ツケ回しで民間を苦しめることが、国の再生になると、皆さんは思われますか?
では、まず、ニュースをどうぞ。
政管健保肩代わり法案、成立断念 1000億円を赤字国債で穴埋めへ
政府・与党は25日、今国会に提出した政府管掌健康保険(政管健保)の国庫負担を健康保険組合などに肩代わりさせる健康保険特例措置法案の成立を見送る方針を固めた。
この結果、平成20年度予算の社会保障費2200億円抑制も事実上断念に追い込まれる。野党側が強硬に反対しており、衆参ねじれ国会の中で採決のめどが立たないため。後期高齢者医療制度(長寿医療制度)などへの拠出金増で、20年度の健保組合予算が過去最大の赤字見通しになったこともある。
特措法案は政府の20年度予算の関連法案のため、法案が成立しなければ、肩代わり分1000億円の財源に穴が開く。このため、与党は補正予算で赤字国債を発行し穴埋めすることを検討している。
特措法案は、政管健保の国庫負担の一部を、20年度に限り、財務状況の良好な大企業などの健保組合(約750億円)や公務員らの共済組合(約250億円)に肩代わりさせる内容。
政府は18年に閣議決定した「骨太の方針」で、基礎的財政収支(プライマリーバランス)黒字化のため、社会保障費の伸びを19年度からの5年間で1.1兆円抑制する方針を決定し、毎年度2200億円の削減を続けてきた。肩代わりはこの“ノルマ”達成のための目玉施策の位置づけだ。
法案成立断念の方針を固めたのは、2月に国会提出したものの、野党側が社会保障費の抑制自体に反対姿勢で審議入りすらできず、法案採決のめどが全く立たないためだ。
さらに、健康保険組合連合会(健保連)がまとめた20年度の健保組合全体の予算が、高齢者医療制度の改正に伴う拠出金の負担増で、過去最大の6322億円の赤字見通しになったこともある。法案が成立すれば健保組合予算の赤字幅はさらに拡大し、現役世代の保険料の大幅増につながりかねないからだ。
平成20年度予算の社会保障費などで2200億円削減の中に肩代わり分1000億円は、含まれていたのですね。
まず、社会保障費を2200億円削減しようだなんて、官僚無駄遣い天国で天下り法人赤字垂れ流しのツケをカイカクなどといって国民へ回すとは、厚かましいにもほどがあるといいたいです。
改革するなら浪費の元を改革しないとね。
え~と、ここで削減不足分を補うために赤字国債を1000億円発行するなんてこといって、赤字が増えるよと、また国民を脅してますが、特別会計から出せば1000億円ぐらいすぐ出るでしょう。それから、特別行政法人が溜め込んでいる留保金?を集めれば、1000億円ぐらいすぐできるだろうし、赤字国債を発行しなくても他に方法はあるのに赤字国債を発行するといって財政赤字になることを強調しています。
というか、「後期高齢者医療制度」へ75歳以上の高齢者と65歳以上の一定の障害者を移動させたことにより、2200億円以上の医療費負担を国庫から組合健保などへ乗せかえていると思いますよ。その金額は、組合健保だけでも、5095億円。
健保組合(約750億円)や公務員らの共済組合(約250億円)という肩代わり割合でいくと、「後期高齢者医療制度」への制度移行により発生した他の組合の負担増は、1700億円ぐらいでしょうか。そうしたら、トータルで6800億円ぐらい(仮定ですが)医療費を肩代わりさせているってことになります。これを削減の勘定に入れていないとしたら、おかしいと思いますよ。
こっそりと制度変更に国庫負担削減、民間負担増を仕組んでおいて、そ知らぬ顔をしているのでしょうか。とてもずるいやり方で、私はとても許す気にはなりません。
ホントに、この国の政治というか行政を行っている人の頭ってどうなっているのでしょうか。官僚無駄遣い天国で天下り法人赤字垂れ流しはやめず、正そうともせず、留保金は手放さないつもりでしょうか。そしてその人たちが作ったツケは国民へ回せばよいと考えているのでしょうか。そしてそのやり方が、制度変更でコッソリとするだなんて。
これで日本が再生すると皆さんは思われますか?
こういう人たちには、とても安心して政治を任せられないと思いませんか?
私は、もう本当に一刻も早く解散総選挙してほしいと思っています。
| 固定リンク
「医療」カテゴリの記事
- 臓器移植法改正案A案で本当に良いの?(2009.07.09)
- 国民皆保険の理念に反する「後期高齢者医療制度」のもう一つの目的は健保組合つぶし。そして「医療崩壊」へ。(2008.10.12)
- 厚労省、新高齢者医療で公費負担減&某新聞の姿勢(2008.05.26)
- 後期高齢者医療制度、年金天引きで、増税(2008.07.21)
- 後期高齢者医療制度は、低所得ほど負担増となる制度。廃止せよ。(2008.06.05)







コメント
ご無沙汰しています。ご心配をお掛けしてごめんなさいm(__)m やはり ふじふじさんの言われた通り、原因がありました。余りパソコンに強くないので、考えすぎました。今日から又ぼつぼつ書きますので、宜しくお願い致します。いつも ふじふじさんのブログは、良く研究されていて、説得力がありますね。本当に感心して、読ませて頂いていました。トラックバックをすると、又更新できないので、コメントにしました。
投稿: momotaro | 2008年4月26日 (土) 16時54分
momotaroさん、こんばんは。
無事解決してよかったです。
お褒めいただいてありがとうございます。
お互いがんばりましょう!
投稿: ふじふじ | 2008年4月26日 (土) 22時06分