年金積立金(約150兆円)をハイリスク投資に反対します。
私たちや私たちの親から徴収した年金保険料は、グリーピアなどに多額に流用され無駄遣いされましたが、それでも、年金積立金として(約150兆円)貯まっています。
政府は、その150兆円を、本来の年金基金として使うのではなく、博打に流用しようとしています。
「年金運用分散を」 諮問会議報告書
<5/23毎日新聞朝刊より一部抜粋>
総額150兆円に上る公的年金を単一基金が一括運用する現状を改め、複数の基金に分散。リスク許容度など一定の運用基準を決めたうえで、運用対象を従来の国内の債券・株式中心から高利回りを狙える海外投資や不動産・商品先物投資に広げるように提案している。民間から優秀な運用専門家を採用することも求め「09年の年金制度検証までに改革の道筋をつけるべきだ」としている。経済財政諮問会議の民間メンバーは報告書に沿った年金運用改革案を23日の諮問会議で提起する。
公的年金が余っているというのなら、国民へ返すのが筋なのに返さず、政府は年金積立金の運用対象を海外投資や不動産・商品先物投資へ広げ、より博打性の高いものへ投入しようとしています。
サブプライムローンでアメリカやヨーロッパの金融機関は軒並み未曾有の大損失を出したことは、みなさま、ご存じのことと思います。アメリカやヨーロッパに比べれば少ないですが、日本の金融機関も大損失を出しましたよね。サブプライムローンというのは低所得者層への住宅ローンですが、不動産バブルの崩壊で、ローンが支払えなくなりローン会社が倒産。サブプライムローンは債権化されていたので、そして、それが組み込まれた金融商品の内容は同じような低評価の債券のため、価値はゼロとなり、しかも債権化が複雑なため最終的にどこにどれだけの損害が出るのかも読めないという有様で、今なお鎮火したとは言い難い状況なのですが、政府は、いわば、このような危険な分野へと、不動産・商品先物へと、国民からの預かり金を投入しようとしているということなのですが、これは、キチガイ沙汰じゃないでしょうか。しかも、資金となる年金積立金はアブダビ投資庁のように有り余った財源ではなく、国民が働いて出した血のにじむような資金であり、それをもって政府系ファンドとして賭博をするなんてことが許されるはずがありません。
だいたい、国民から取って余った年金積立金を返還せず、政府が勝手に流用することに正当性がないですが、こういうのをなんというのでしょう?ナントカ違反というのがありそうですよね。
諮問委員会が、「09年の年金制度検証までに改革の道筋をつけるべきだ」などと、自分のお金でないのに、国民のお金なのに、使い道を勝手に決めるとは、なんて厚顔なんでしょうか。
「民間から優秀な運用専門家を採用」とは、おそらく、外資系ファンドに運用を任せるつもりなんでしょうね。そして、150兆円もの私たちの財産は、米国へと流されていくのだと思います。もしかしたら、米国から、サブプライムの損失補てんにと、急いで年金積立金投入を要求されているのかもしれません。急いでいるみたいだから。
とにかく、
私は、年金積立金(約150兆円)を賭博全般に使うことに断固として反対します!
使い道がないのなら、国民へ返してください!
同じようなことは、過去にも書いていますけどね。何度でも。。。
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コメント
年金は全額税方式にして、年金制度は事実上崩壊、増税の口実とされるだけになりそうな一方で、今までの基礎年金は政府のバクチに利用されるだけなんて、なんていう話でしょう。民間から優秀な運用専門家?誰のことを言っているのか知りませんが、絶対損をしない投資の名人がいれば、今回のサブプライムローンのようなことも起きなかったでしょう。そんな人いるわけありません。
これは、詐欺罪だ~!
投稿: struggleunioncenter | 2008年5月24日 (土) 02時51分
struggleunioncenterさん、年金制度も崩壊するように仕組んでいるのですよね。だから、崩壊します。
年金増税で、企業は又拠出金が減り実質儲かりますね。その分が国民負担となって、ますます国民は苦しくなるばかり。
政府が、国民から年金基金にすると言って集めたお金が余ったからといって、投資に流用するなんてことは、国民との契約違反ですよね。契約通りに使われないのなら、国民へ返すのが普通ってもんです。
だいたい、余っている年金を投資に流用できるというのだったら、医療費に回してもいいはずだし、介護費に回してもいいはず。
これで、苦しんでいる国民を救うことができるのなら、こちらの方がはるかにいい選択肢です。
とにかく、投資に流用は、国民への契約違反であり、まるまる損をして泣くのは、私たち国民なのです。彼らは、まったく何の責任もとりません。こんなバカな話ってある?(怒)
投稿: ふじふじ | 2008年5月24日 (土) 17時20分