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毒ギョーザ事件(ウサギの国とキツネの国のお話)

 すっかり涼しくなってそのまま秋になるのかと思ったら、きのうから、またすさまじい暑さがぶり返して、気分が悪くなってしまいました。軽い熱中症だったのかも。いったん涼しくなってからの暑さのぶり返しは、体にきついです。

 きのうは、福田首相が突然辞任を表明して、自民党の総裁選が10日告示、22日投票決選となり、12日国会召集予定が、24日にずれ込むことになりました。

 国内外の問題山積の中、首相辞任が原因で国会召集がずれ込むのは、阿倍首相に引き続き2回め。

 国会開催前に逃亡した無責任首相が2代も続いたということは、もう、自民党には政権担当は無理だってことなのです。総裁選なんかしていないで、解散総選挙すればいいのに、それでも政権にしがみついておこうとしているなんて、国民は迷惑してますよ、ほんとに。

 福田首相は、3日、防衛省で行われた自衛隊高級幹部会同への出席をキャンセルしたとのこと。まだ次期首相も決まっていないのに辞任表明ですっかり任務終了の気分になっているだなんて、なんて、無責任なんですか。

 と思いつつ、そういえば、中国の毒餃子事件もなにやらうやむやになりそうな雰囲気ですが、それに関連した面白い記事を発見したので、紹介します。

毒ギョーザ事件の童話のような顛末(コラム「紳士と淑女」)

諸君!9月 1日(月) 11時34分配信 / 国内 - 政治        まるでイソップに出てくるようなお話である。

 今年の一月、千葉と兵庫に住むウサギが、キツネの国の天洋食品が作って売る冷凍ギョーザを口にして、みなまで食べず吐き出した。異常な匂いと味がしたからだ。さいわいスーパーで買ったときのギョーザの袋は、捨てていなかった。

 ウサギの国の警察は、念入りに調べた。毒物はメタミドホスといい、日本では使わない高純度で毒性の強い殺虫剤だった。誰が見ても、キツネの国で包装前に混入したものだと分る。

  ところがキツネは、謝るということを知らない。天洋食品の責任者と地元・石家荘の偉い役人が並んで記者会見し、中国は潔白だと主張した。中国外務省の報道 官は、軽率な断定をした日本の警察庁を非難した。しかし消費者はシナの役人より賢い。中国製冷凍食品の売り上げはバッタリ止まった。

 それから半年も経たない洞爺湖サミットのときのことである。キツネの国の胡錦濤が、ウサギの国の福田康夫に耳打ちした。実はウチでも、おタクと同じ中毒事件が起っとるんですよ。

 いつ、何人が中毒したかは言わない。とにかく非難は毅然と声張り上げて叫び、都合の悪いことは囁くのがキツネの習性である。

  何が起きても絶対に損をしないのも、キツネの国の流儀である。察するに天洋食品は、売れなくなった在日ギョーザの損を生協にかぶらせたのだろう。輸出前の ギョーザは残らず製造年月日と賞味期限の刻印を打ち直し、再び市場に出したのではないか。それを食べたシナ人は、生きているのか死んでしまったのか?

  中国側から連絡を受けた外務省は「捜査中のことでもあり」ウサギの国の温和しい民には何も知らさず、情報を一カ月ほど静かに抱いていた。いずれ臨時国会 で、福田内閣失政の一例としてコテンパンに叩かれるだろう。もともと役人というクロウサギは、シロウサギとは別種である。民が生きようが死のうが、クロウ サギの知ったことではない。皮をむかれて赤裸になった因幡(いなば)のシロウサギには、大国主命しか助けてくださる方はいないのだ。

 世に、値段に勝てるものはない。誰も謝らず誰も真相を知らないうちに、ギョーザ騒ぎは終わり、遠からずスーパーの棚には安い天洋食品のギョーザが並ぶようになるだろう。
 河北省石家荘は、北京から遠くない。特産品に赤ん坊の頭ほどもある「雪梨」がある。おツユたっぷりで旨い。ギョーザより梨を売ってはどうか。
(諸君!2008年10月号「紳士と淑女」より)

 全体的に言い得て面白かったけど、この記事で一番ツボにはまったところは、ここ↓。

 もともと役人というクロウサギは、シロウサギとは別種である。民が生きようが死のうが、クロウサギの知ったことではない。

 クロウサギも何とかしなきゃ、温和しいシロウサギは皮を剥かれて赤裸にされるばかり。

 キツネとクロウサギには注意しましょう。 

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コメント

みーけです。
8月中いろいろありまして休んでおりました。
ふじふじさんにトラックバックやコメントいただきながら返信もせず申し訳ありませんでした。

他人事福田康夫が当然のように政権を放り投げてしまいましたね。
もう自民党には政権運営の出来うる人材は皆無なのかもしれません。
アメリカや宗教団体、そして官僚の顔色見ながらやっていては嘘をどう塗り固めても人心の離れた自民党には期待すら感じることは出来ません。
近日中に来る総選挙において白ウサギの底力をみせてやりましょうね。

投稿: みーけ | 2008年9月 3日 (水) 21時12分

や、みーけさん、お久しぶり。

どうしちゃったんでしょうと思っていたけど、忙しかったんですね。

自民党が、ここまで疲弊したのは、60年も政権に居座っていて、かつての首相の孫や息子というだけで、政治家のみならず首相になれたりするようになったからですね。
だいたい、三代目で家は潰れるんですから、自民党には任せられません。

福田さんが、偉そうに言えるのは記者に対してぐらいで、あとは、アメリカ、中国、公明党、官僚、には従順なお人形さんでした。

シロウサギさんたちは、早く解散総選挙をして政権交代を成し遂げ、ついては、クロウサギに法の網をかぶせたいと思ってます。

クロウサギは、シロウサギにだけ法の網をかぶせているんだよ。けしからん。法の網はクロウサギにこそ掛けるべきなのに。

投稿: ふじふじ | 2008年9月 3日 (水) 23時16分

こんばんは.

>クロウサギは、シロウサギにだけ法の網をかぶせているんだよ。
 まったく,その通りですね.

投稿: Ladybird | 2008年9月 4日 (木) 02時27分

Ladybirdさん、コメントありがとうございます。

日本国憲法は、官僚に法の網をかぶせるもののはずです。

ところが、現実は、官僚が国民に法の網をかぶせているのです。官僚は法の網の外にいます。

これが絶対におかしいのです。

投稿: ふじふじ | 2008年9月 4日 (木) 13時11分

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