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「元事務次官宅殺傷事件」はいやな事件だと思う。

 元厚生事務次官宅が襲撃され、一人は奥様と共に殺傷され、一人は奥様が大けがを負わされるという事件が起きた。

 二人は、協力して、公的年金制度に基礎年金制度を導入し、在職中は「年金のプロ」と評されていたらしいが、年金記録問題などが発覚して歴代の次官とともに批判を浴びていたとのこと。

 こうした年金でのトラブルから、「テロ」との見方が喧伝されているが、それはないでしょ。というか、普通一般の人は、年金被害にあっても誰が年金に携わっているかすら知らず、なぜ、そうなっているかもわからず、ましてや、事務次官の家を知っているなどということはあり得ない。年金制度に怒りを持っていたとしても、秋葉原の事件のように、怒りを誰にぶつけてよいかわからずに無差別殺人をやらかすといったところではないだろうか。元事務次官を狙うだなんておよそ考え付かないでしょう。

 犯人が30~40歳と若いことを見ても、敵対する勢力からプロの殺し屋がさし向けられたという内ゲバ事件ではないかと思うのだけど。

 小泉純一郎氏が厚生相だったときに、社団法人日本年金数理人会設立の祝辞を山口厚生事務次官と吉原厚生年金基金連合会理事長が述べている。これは、関係があるかもしれないので、リンクしてみた。

http://www.jscpa.or.jp/library/kaihou1/syukuji.html

 そもそも年金制度というのは、厚生省が大蔵省と争って手に入れたもので、莫大な年金資金を手に入れた厚生省は、貨幣価値はどんどん変わるのだし、どんどん使え使えとのことで、グリーンピアなどに湯水のように使った。それで、資金がなくなれば、積立方式を賦課方式に変えればいいのだというようないい加減な扱いをしていたが、そういうところに魑魅魍魎が集まり年金資金を食い物にしていたというのは考えられる。

 このお二人は、基礎年金部分を作るということなどで、年金大改革を行ったということから、ここで、利権の移動があったのではないかと推察できるけど、20年もたってから恨みを晴らすというのもしっくりしない。今、現在に繋がる何かあるんだろうと思う。

 ここで、私たちが警戒すべきは、この事件を「テロ」なんかにされて、国民監視を強化するなんてことになって、厚労省の悪事に対する国民からのまっとうな批判にまで、権力が介入するなんてことになること。そんなことになると、国民は言論の自由を奪われてしまい年金問題は闇に葬りさられてしまうなんてことになりかねない。国家権力に対しては、なにも意見を言えない世の中になってしまう。こういったことに、警戒しないといけないと思う。

 恐ろしい国になってきたもんだと思うけど、これは、国民のせいじゃない。すべては、政治・行政上の過ちから起きていることで、この事件に関しては、厚労省や被害者の身辺をしっかり調べれば問題は見えてくるのではないか、と思う。しかし、国民に見せられないような醜態がありそうで、こうなると国家ぐるみで、全力で隠ぺいすると考えられるし。

 これは、国民にとっては、いやな事件だと思う。

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コメント

こんばんわ、またまた、転載のお願いに上がりました。よろしくお願いします。

私も、この事件はとても不可解だと思ってました。
 片方は二人とも殺害されて、片方は一人がケガをしただけ、(失礼な言い方ですが・・)
本当のタ-ゲットは亡くなられた方だけだったんじゃないかと・・
お気の毒ですが、もうお一方は巻き込まれただけなんじゃないかと・・
カモフラ-ジュなんじゃないかと・・
なにかまずいことを知っていらして、それで・・
などと考えてしまいました。

なんともイヤな事件です。
公安が大きな顔でのさばるなんて・・
言論の自由を守るために気をつけないと・・
9.11以後のアメリカを連想してしまいました。

投稿: ぱたり | 2008年11月20日 (木) 19時27分

ぱたりさん、

私も9.11を連想していました。
いやな感じですね。

吉原氏は、思い当るところがあるのじゃないですかね~。
この事件の闇は深いと思います。

転載OKですよ。いつもありがとうございます。

投稿: ふじふじ | 2008年11月20日 (木) 22時44分

ありがとうございました。
早速転載させていただきました。
吉原氏・・仰るとおり心当たりはあるでしょうね。
本当に闇は深いと思います・・

私も一つブログを書いたのでトラックバックさせていただきます。
必殺とか、桃太郎侍のこと書いたので・・年がばれますかね・・?

寒くなってきましたがお風邪など召されませぬように・・

投稿: ぱたり | 2008年11月21日 (金) 11時06分

ぱたりさん、転載ありがとうございます。

元厚生省官僚宅襲撃事件は、事情を知る者に対する脅しになっていると思いますね。こういう目に逢いたくなかったら何も言うなというメッセージ。

厚生省が、年金資金を食い物にしたツケは大きいんでしょう。

ホント、ぱたりサンがおっしゃるように、日本の時代劇って、悪代官と悪徳商人が組んで、庶民がいじめぬかれて、そこへ桃太郎侍とかが、出てきて庶民を助けるというものが多いですよね。あ、でも、桃太郎侍は、武士なんでしょうか?お上が正しい判断を下されるという感じ?

必殺仕掛人は、権力に立ち向かうテロなのかレジスタンスなのか、判断に迷うところです。

ぱたりさんのお年は、わかりませんでしたよ。

新型インフルエンザが、こわいです。

投稿: ふじふじ | 2008年11月21日 (金) 23時07分

こんにちは。しばらくです。
他にはなかなか無い面白い貴視点を読ましていただき及ばずながら同傾向の理解で居ましたので少しだけ連帯を表明します。

被害者への哀悼精神という枕詞は省略しますが、闇の深そうな事件ですね。私は世田谷一家惨殺事件を想いました。これは昼日中でしたけど、夜実行しないことに何か意味があるのかな?調査・実行・逃走等の任務分担をしないと難しいし、実行犯自体がアマチュアには心臓ドキドキで難しいと想いますよね。

もうひとつは1973年9月11日、チリのサルバドール・アジェンデ大統領をクーデターで包囲した大統領府で殺害し、その後国内外で反対派を逮捕・迫害・暴行凌辱・殺害等のテロルの猛威を繰り広げたアウグスト・ピノチェトを想い出します。彼は国際的にも非難され、民主派市民の反撃で権力から引きずり下ろされ訴追されますが、高齢の痴呆症や人権・人道を盾にして逃れようとしましたよね。人権・人道は彼によって殺害・暴行された数千人規模の被害者とその家族の為にこそ有るのではと。ピノチェトの狡猾さ、恥知らずさ、唾棄の一事です。

真の被害という意味では五千万口にものぼる年金不明のことを言うのではないかと。一方的に官のリードで好事の一事件に閉じこめようとするマスゴミ報道が国民の支持を集められるのかどうかですね。この手の事件を目くらましにして本質を隠蔽しようとしても国民の大多数はその手口に慣れっこになっていて最近は誤魔化されなくなったようにも想います。

例の「枕詞」を再確認しつつ、彼ら厚生省を始めとする官僚や自公の与党政治家や小泉一派や御用学者や利益誘導で腹のふくれた輩がこの件に絡んでいるのは「利害関係を追う」の犯罪捜査の鉄則の範囲内だと想うのですよね。「害」は五千万口の国民多数?では「利」は誰なんだろう・・?と。では。

投稿: 単純な者 | 2008年11月22日 (土) 08時46分

単純な者さん、お久しぶりですね。

やっぱり同じような感じをお持ちですね。

世田谷一家惨殺事件は不可解な事件でした。私は、オウムによる坂本弁護士一家殺人事件を連想して宗教がらみかと思いました。プロのグループによる犯行が疑われます。家族には、そうした関連はなさそうだったけれども。。。しかし、視点を変えると案外真相が見えてくるのかもしれません。

私も枕詞は省略していました。

厚労省が、元事務次官襲撃殺傷事件をもって、年金資金を食い物にしたことに対する非難から逃れることは許されません。元事務次官がどのような理由で襲われたかはこちらには知るよしもなく想像するしかないですが、厚労省の国民に対する背任行為は、明らかにして断罪しなくてはいけないし、歴代の事務次官に落ち度があるなら責任を取らせなくてはいけませんよね。

最近は、国民も官に対して疑いの目を持って見るようになってきたので、隠蔽して済ましにくくはなっていると思います。

厚労族議員には、○○組とかも絡んでいる人もいるし、官僚もそうした議員と都合のいい人間が要職に就いただろうし、その辺の利害関係を追うのが操作の鉄則のところ、公安は国民の方を警戒して官僚を守っているように見えますよね。

そこに、とても、恐ろしいものを感じています。

こういう公僕とはとても言えない官僚を放置していたことのツケは大きく、今では、ここまでつけ上がってきたという感じです。

自民党は疲弊しきって、官僚の追随しかできず、官僚が警察をはじめ好き勝手に動かしはじめ、国民を監視し、都合のいいようにするような戦前への回帰もあり得る世相となってきました。

早いこと政権交代しないことには、本当に危ない状態です。

投稿: ふじふじ | 2008年11月22日 (土) 16時04分

こんにちは。
確かに想像しか出来ません。局面が一点直下となるかどうか。豊*商事の方もありましね。どんな告白を用意して出てきたのか?弁護士が付いて可視化してきちんとした検証可能な報道があれば少しは良いのですが、真相闇の中の司法制度しかもっていない国民の悲哀ですかね。
行政・議会・司法どこをとっても信用しないぞ!と想うことにしています。何かもっと大きなものを隠蔽されかねない危惧感を持たざるを得ない。その上で自公政権は変えなければならない、民主党中心の政権交代にして足らざる足していけばよい、それでもどうしても足りないものがあれば、またその時にどうすればよいかを工夫すればよい、という風に極めて単純に考えればよいのですよね。たかだか開国から150年、そんなに良い選択をして進歩したわけでもありませんし、それほどの国も育ててきたことではないのですからね。今後も他もよく読ましていただき参考にさせていただいております。
では。

投稿: 単純な者 | 2008年11月23日 (日) 07時34分

単純なものさん

犯人が、証拠一切車に積んで、住民票まで持って、警視庁に出頭。
動機が『保健所にペットを殺された』だなんて、もちょっと聞ける動機を考えられなかったんかしら?この理由じゃあ、誰も信じませんよね。
背景は、右翼か暴力団か。そう考えさせられる言動です。

司法官僚は結局官僚の仲間だし、お互いに守り合うんでしょうというか、警察は、国民を見張るために交番を作っているのじゃないかしら。

官僚を統率する政治力が望まれます。そうでなければ、私たちの税金で公僕として働いているはずの官僚が、行政から司法をもち国民の上に絶対権力者として君臨することになります。
自民党には可及的速やかに去ってもらい、民主党中心の政治へ変え、単純なものさんがおっしゃるように足らざるを足していけば、今よりはまともな政治となると思いますよね。

ご意見ありがとうございました。

投稿: ふじふじ | 2008年11月23日 (日) 17時37分

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