郵政民営化の目的ははっきりしたが、政権交代までに間に合うのだろうか。
小泉元首相と竹中平蔵氏が進めた「郵政民営化」は、米国から求められていたもので、郵政の莫大な資産・資金を日本国民→米英資本へと富の移転が目的だと、今ではかなりの日本人が知っている。
そして、三井住友銀行の頭取だった西川善文氏が、その実務を行うものとして抜擢された。
三井住友銀行は、金融危機の時に、竹中平蔵氏の仲介で米投資銀行ゴールドマンサックスの資金を受け入れ金融危機を乗り切ったが、それ以来、ゴールドマンサックスの影響下にある。
西川社長の役割は、郵政を三井住友化してしまうことであり、それは、結局、郵政の資産・資金をゴールドマンサックスの支配下におさめるということなんだと思う。日本郵政の社長が西川氏でなければいけない理由もこれでつくというもの。
「かんぽの宿」の不正廉売出来レース事件では、その一端が顔をのぞかせたわけで、自民党内でも、小泉・竹中一派以外には、当然、こうした動きに心穏やかでいられるはずもないが、麻生首相もその一人だったことは間違いない。その証拠に、鳩山邦夫氏は、春に、麻生首相から西川氏の後任者リストを送られていた。
鳩山氏にとっては、首相から後任者リストを受け取ることは、職務を与えられたと受け取ってもおかしくない。しかし、鳩山氏は、麻生氏から任を受けて西川退陣の方向で働いていたら、なんと、いつの間にやら首相が180度ブレてしまい、自分が更迭されるなんてハメになってしまった。全く唖然とする。自分の都合で大ブレする麻生首相は、ホントに信用できないヤツだと思うが、この麻生首相の豹変には、菅義偉氏の働きがあったらしい。
菅氏も鳩山邦夫氏と同様、総裁選で、徹頭徹尾、麻生氏を支持している。そして、ウィキペディアによると、菅氏は、「麻生内閣発足後は麻生の側近として低支持率にあえぐ政権を支え、中川秀直や塩崎恭久ら党内の反麻生派を硬軟取り混ぜた様々な手段で抑えている」という。
また、菅氏は、竹中氏から総務相を引き継いだ人物でもあり、旧郵政公社総裁の生田氏に辞任を迫っておきながら、生田氏から辞任の申し出があったとウソを公表、無理やり生田氏を辞めさせて、西川善文氏を新生日本郵政の社長にすげた人物だ。
麻生氏は、この人の言を聞き入れて、春には、西川更迭を考え後任者リストを鳩山氏に送っておきながら、鳩山氏を切ってしまったということのようだ。
菅氏は麻生首相にいったい何を囁いたのか?ま、中川秀直や塩崎恭久ら党内の反麻生派を硬軟取り混ぜた様々な手段で抑えていくから安心してってことなんでしょうね。
国民は、もちろん圧倒的に鳩山邦夫氏を支持している。だれが、郵政の三井住友化とどのつまりはゴールドマンサックス化を望みますか?麻生氏の決断をかたずをのんで見守っていた国民の落胆は、マリアナ海溝より深い。麻生政権、ひいては自民党の生き残りの道はここで全く断たれたと確信する。国民から見れば、こんな情けなく役立たず自民党にはお引き取りいただくしかないでしょ。
ああ、それにしても、この麻生首相の間違った決断が、日本国民の損害をどんどん大きくしていくのじゃないかと。
いつもコメントをくださるscottiさんからのお知らせから、郵政資金はもうすでに食い荒らされていると、そんな気がする。政権交代まで、あと数カ月、間に合うのだろうか。
嫌な予感。
米ゴールドマン、巨額賞与支給へ=上半期の業績好調で-英紙
21日付の英紙オブザーバーは、米金融大手ゴールドマン・サックスが、今年上半期(1~6月)の業績が極めて好調なため、通年でこのペースを維持できれば過去最高額の賞与を社員に支給する見通しだと報じた。具体的な金額は不明。同紙によると、会社側がロンドン拠点で働く社員に説明した。金融危機や米不況の影響で融資焦げ付きに悩む大手銀行などを尻目に、証券業務が中心のゴールドマンは、混乱が沈静化してきた金融市場で、外国為替や債券の取引を通じて利益を拡大しているもよう。7月に発表される今年4~6月期決算では2四半期連続黒字が見込まれている。
日本郵政の資金を右から左へ西川社長の指示で移しているような予感。
ゴールドマンとそのお友達にとって絶対に手放せない美味し過ぎる仕組み。
本当に、株式売却前でも相当に危ない予感。
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コメント
アメリカの金融危機を仕掛けたのが、ゴールドマンサックスで、暴落前に売って大もうけしたらしい。自民党内でも、官僚内でも、シフトの変化が、ありそうだ。麻生氏の、二酸化炭素削減目標から、原発推進への流れも、反清和会から、追従への、変化を、感じさせる。危険な軍備への方向へ、行きそうで、気が気ではない。今回の与謝野氏叩きもそうで、私には、分析できないのですが、ネット内で、危険な方向を、是非阻止したい。
投稿: うめ | 2009年6月25日 (木) 09時29分
新生銀行合併の記事が出ていますが、思い出してみると、
ここにもゴールドマンサックスの姿が。
長銀破綻処理をめぐる批判
長銀破綻から新生銀行誕生に至る一連の処理への批判には、次の2点がある。
瑕疵担保条項の積極的行使
旧長銀の売却契約の中に、瑕疵担保条項(新生銀行が引き継いだ債権が、3年以内に2割以上下落したら、国に買取請求を行う)があった。新生銀行にとり、有効期限内に不良債権を一掃し、かつこれにより貸倒引当金戻入益を計上できるメリットがあったため、積極的にこれを行使した。この結果、ライフ、そごう、第一ホテルなど、長銀をメインバンクにしていた企業が破綻に追い込まれ、社会的非難を浴びることにもなった。
これと関連し、長銀の破綻処理で金融再生委員会のアドバイザリーに指名されたゴールドマンサックスに対して、『瑕疵担保条項の危険性を忠告する義務があった』と与野党から批判が集まった。このほか同社は、日債銀売却に際しても、買手側のソフトバンクサイドのアドバイザリーに就いていた他、長銀子会社の日本リース売却の仲介や日本ランディックの資産買取などに関与しており、利益相反の観点から批判があがった。2000年7月、国会は金融庁・金融再生委員会幹部職員、八代・新生銀行社長(当時)と共に、ゴールドマンサックス担当者も参考人招致をした。
その後、2004年2月20日、投資組合側は、新生銀行を東証一部に再上場させ約2300億円の売却益を手に入れた。出資金を含めた諸費用は約1210億円で、1000億円以上の純益を稼いだ。
これに対し、国民負担が巨額(旧長銀に投入した公的資金は約7兆9000億円、そのうち債務超過の補填分約3兆6000億円は損失が確定。さらに、前述の瑕疵担保条項の行使で、預金保険機構を通じ国が買い取った債権も将来的には損失が予想され、最終的な国民負担額は4 - 5兆円に達することが予想される)の上、その売却益に課税できない(投資組合は本拠地が海外にあるため、日本政府はその売却益に課税できない)ことが報道され、前回以上の批判が沸き起こった。
全部筋書き通り仕組まれていて、大企業を潰して手に入れ、巨額の税金投入させて、ぼろ儲けした。
そして、最終的には経営が行き詰って投資ファンドが母体の会社同士で合併だそうです。
日本郵政が似通った手口で食い物にされると考えても不思議ではないでしょう。
民営化するといいことがあるなんて、テレビに騙されているだけです。
今度の選挙の争点も、テレビVS国民の構図でしょうね。
投稿: scotti | 2009年6月25日 (木) 11時42分
うめさん
うめさんの予感は当たっていると思います。
このまま自民党政治が続くと、電力は原発でとなるでしょうし、格差政策により、貧困層の子供たちは、教育を受けるだけで借金まみれになり、兵士になるしか生きる道がなくなります。医療制度を壊されて、病気をしたが最後、借金まみれになるでしょう。
そして、自民党は戦争に行きたがっていますからね。戦争に巻き込まれるのは確実だと思います。
こうしたことの根本にゴールドマンサックスは介在しているのでしょうね。人の不幸をもとにして稼いでいるハゲタカに好きに荒らされまくっている日本という感じです。
とにかく、自民党には消えてもらわくては私たちは幸せになれません。
投稿: ふじふじ | 2009年6月25日 (木) 20時02分
scottiさん
長銀破たん処理をした金融再生委員会のアドバイザリーがゴールドマンサックスだったということ自体に、不審を感じます。郵政民営化における小泉・竹中に当たる人物はだれなのか?
長銀を手に入れることでリップルウッドは、借り手の企業をつぶすことで日本国民の税金をせしめたが、株売却益には税がかけられないとは、日本国民をバカにするにも程があります。長銀を10億円で売却に働いた売国奴は誰なんでしょう。
人の生き血をすすって儲けたとしても、結局は、生産的じゃないから行き詰る。
郵政の資金は、三井住友銀行を通して、ゴールドマンサックスへ流れていくようにするのだろうと私は思ってますが、こんなハゲタカに支配されている三井住友は、そのうち左前になるって気がしますよ。
とにかく日本郵政から泥棒を叩き出さないことには、今回は本当に日本が危ないです。
投稿: ふじふじ | 2009年6月25日 (木) 20時33分
削除されまくった「時事放談」は、下記よりダウンロード可能です。
http://richardkoshimizu.at.webry.info/200907/article_7.html
投稿: | 2009年7月 9日 (木) 22時04分
名無しさん
私がリンクしたユーチューブの時事放談動画は削除されていました。
お知らせありがとうございました。
投稿: ふじふじ | 2009年7月 9日 (木) 22時48分