臓器移植法改正案A案で本当に良いの?
臓器移植法改正案A案は、衆院で可決し、参議院で審議中であるが、A案に危機感を覚えた有志議員がA案修正案を提出した。患者団体のNPO法人「日本移植者協議会」などは6日、A案修正案は、A案の「脳死は一律に人の死」とした定義を、現行法の「臓器移植に限って人の死」に戻す内容であるとし、同協議会の大久保通方(みちかた)理事長は、「臓器提供後、自分自身が家族の死を決定したと悩むドナー家族が少なくない。脳死は一律に『人の死』と定義されるべきだ」と訴え、A案修正案に反対する声明を発表した。「この時期にA案修正案を出すことは、法改正を阻止することを狙った行為としか思えない」とまで言って圧力をかけている。
しかし、「臓器移植」は提供する人の死によってしか得られないわけで、臓器移植を待つ患者たちが助かりたいからといって、提供者側の命をぞんざいに扱っていい話ではない。ということで、どういった提供のされ方をするのか、A案を検証してみよう。
A案での改正点は下記の通り。
第一 臓器の摘出要件等の改正
一 医師は、次のいずれかに該当する場合には、移植術に使用されるための臓器を、死体(脳死した者の身体を含む。)から摘出することができるものとすること。(第六条第一項関係)
1 死亡した者が生存中に当該臓器を移植術に使用されるために提供する意思を書面により表示している場合であって、その旨の告知を受けた遺族が当該臓器の摘出を拒まないとき又は遺族がないとき。
2 死亡した者が生存中に当該臓器を移植術に使用されるために提供する意思を書面により表示している場合及び当該意思がないことを表示している場合以外の場合であって、遺族が当該臓器の摘出について書面により承諾しているとき。
二 臓器の摘出に係る脳死判定は、次のいずれかに該当する場合に限り、行うことができるものとすること。(第六条第三項関係)
1 当該者が一の1の意思を書面により表示している場合であり、かつ、当該者が脳死判定に従う意思がないことを表示している場合以外の場合であって、その旨の告知を受けたその者の家族が当該判定を拒まないとき又は家族がないとき。
2 当該者が一の1の意思を書面により表示している場合及び当該意思がないことを表示している場合以外の場合であり、かつ、当該者が脳死判定に従う意思がないことを表示している場合以外の場合であって、その者の家族が当該判定を行うことを書面により承諾しているとき。
第二 親族への優先提供
移植術に使用されるための臓器を死亡した後に提供する意思を書面により表示している者又は表示しようとする者は、その意思の表示に併せて、親族に対し当該臓器を優先的に提供する意思を書面により表示することができるものとすること。(第六条の二関係)
第三 普及・啓発に係る事項
国及び地方公共団体は、国民があらゆる機会を通じて移植医療に対する理解を深めることができるよう、移植術に使用されるための臓器を死亡した後に提供する意思の有無を運転免許証及び医療保険の被保険者証等に記載することができることとする等、移植医療に関する啓発及び知識の普及に必要な施策を講ずるものとすること。(第十七条の二関係)
第四 施行期日
この法律は、公布の日から起算して一年を経過した日から施行すること。ただし、第二は、公布の日から起算して六月を経過した日から施行すること。(附則第一項関係)
第五 検討
政府は、虐待を受けた児童が死亡した場合に当該児童から臓器が提供されることのないよう、移植医療に係る業務に従事する者がその業務に係る児童について虐待が行われた疑いがあるかどうかを確認し、及びその疑いがある場合に適切に対応するための方策に関し検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとすること。(附則第五項関係)
まず、「第一 臓器の摘出要件等の改正」について、結局どういうことが書かれているかというと、
存命中に「臓器提供の書面意思表示のあるもの」「臓器提供しないと書面意思表示のあるもの」「臓器提供するともしないとも意思表示がないもの」の三通りの場合が考えられていて、「臓器提供しないと書面意思表示のあるもの」については、当然、医師は、臓器の摘出はできない。
◆医師が臓器摘出できる場合
●医師は、生存中に「臓器提供の書面意思表示」があり、遺族が拒否しなければ、臓器を摘出できる。遺族がいないとき臓器を摘出できる。
●医師は、生存中に「臓器提供するともしないとも書面意思表示がないもの」については、遺族が臓器摘出を書面で承諾すれば、臓器を摘出できる。
脳死判定についても、やはり三通りの場合が考えられている。「脳死判定を拒否する表示があるもの」については、当然、脳死判定は行われない。あとの二つの場合は、下記の通り。
◆臓器の摘出に係る脳死判定
●「臓器提供の書面意思表示」があり、「脳死判定を拒否する意思表示」がないものについては、家族が拒まないとき、家族がいないときに脳死判定が行われる。
●「臓器提供するともしないとも書面意思表示」がなく、「脳死判定を拒否する意思表示」がないものについては、家族が脳死判定を書面により承諾すれば、脳死判定が行われる。
というもの。A案は、脳死を人の死と定義したものではないと書いてあるブログをいくつか見たけれど、やはり、A案は、脳死を人の死と定義している。
家族のいない人は、「脳死判定拒否」の意思表示がなかった場合、「脳死判定」が行われ、脳死で死と判断されることになる。(これは間違ってますね。こういうことは書かれていません。)
家族がいない人が「書面での臓器提供意思表示」をしているとき、「脳死判定」が行われ、臓器は摘出される。家族がいない人が、「書面での臓器提供意思表示」をしていると、「脳死判定」「臓器摘出」と医師の判断で進められていくというのは、これは問題ではないだろうか。医師と移植を待つ患者との間で何らかの取引が行われたりしないだろうかと考えることは不謹慎かもしれないが、ありえないことではないし、医師の判断責任負担も強いと思うので、家族がいない人については、家族の代わりに判断する第三者機関が絶対必要だと思う。
脳死を人の死とすることを患者団体が要求しているが、それは、脳死状態ではまだ動いている心臓が欲しいからだと思う。この法改正は、心臓移植をしたい人のためだと思うが、提供される側が生きているのに臓器を摘出され殺されるようなことがあってはならないわけで、だから、提供する側の命が最大限に大切に扱われる方法をとらなくてはならないと考えるわけで、その点を十分に議論させようとせず、患者団体が脳死を死とせよと声高に要求するのは、提供する側のことを考えないエゴと言っていいと思う。臓器を移植されたら生き延びられるのかもしれないが、臓器提供を受けるのが当然だと考え、提供者の命を顧みないことは、絶対に許されない。
そして、この案では年齢制限が取り払われているので、小さい子供の場合、「臓器提供の書面意思表示」がなく、「脳死判定拒否の意思表示」がない場合がほとんどだろうから、親は、「脳死判定」しますかと聞かれるってことよね。そして、親が書面で承諾して「脳死判定」が下ったら、死亡したということになり、治療は打ち切られることになり、その次に「臓器提供」しますかと聞かれて、親が書面で承諾をすると「臓器の摘出」が行われるってことになる。これは、親に虐待された子供が「脳死判定」「臓器摘出」とされていく可能性は高いんじゃないだろうか。もしかしたら、そうした子供を当て込んでできた法案ってことないでしょうね。先ほど心臓が欲しい人のための改正だと書いたが、特に子供の心臓が欲しくての改正だと思うよ。動いている心臓を手に入れるためには、脳死を人の死と定義する必要がある。ということで、そもそも「脳死を人の死」とすることに、恣意性が感じられる。脳死状態でも、髪の毛は伸びるし、子どもは成長するし、赤ちゃんを産んだ母親もいるというから、「脳死を人の死」とするには、相当な抵抗感があるし、臓器提供を増やすために「脳死を人の死」とすることがあってはならないと思う。
まぁ、子供に限らず、この法案が通ると、「臓器提供の拒否書面表示」「脳死判定拒否」を表示していない誰しもがなくなろうとするとき、家族に対し、「脳死判定」しますかと聞かれ「脳死判定」を受諾して脳死判定が下ったら死亡とされ、治療は打ち切られ、次に「臓器提供」しますかと聞かれるわけよね。死ぬのも大変な時代になったものだね。人の死をゆっくりと悲しむ暇もない。このごたごたから逃れようと思ったら、元気な時に「臓器提供の拒否書面表示」と「脳死判定の拒否表示」をしておかなくてはならなくなる。でも、幼い子供はこれができないしね。
臓器の供給量を増やすために、提供する側が不利益を被るようなことはあってはならないので、A案で本当にいいのか、私たちはじっくりと考えなくちゃいけないと思う。与党は来週にでも成立させたい意向のようだが、人の命がかかわっているので拙速に成立させるべきではない。
◆衆院でのA案の政党別投票結果◆
| / | 自民 | 民主 | 公明 | 共産 | 社民 | 国民新 | その他 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 賛成 | 202 | 41 | 12 | 0 | 0 | 0 | 8 | 263 |
| 反対 | 77 | 64 | 18 | 0 | 7 | 0 | 1 | 167 |
| 棄権・欠席 | 24 | 7 | 1 | 9 | 0 | 5 | 1 | 47 |
「聡太郎、やったよ!」 両親万感 臓器移植へ「大きな一歩」を読んで、わが子の命が臓器提供によってしか生き続けることができない親としては、このように他人に臓器提供を強く迫りたいものなのか、唖然とする思いがした。
また、A案が衆院で可決したのには、このようなロビー活動があったからだった。
A案提案者の河野太郎衆院議員(自民)は18日、採決直前の衆院本会議場で「A案支持者と、投票先を決めかねている方へのお願い」と題した文書を配り始めた。文書はA4判1枚で「A案はWHO(世界保健機関)が推奨する法案です」「かならず、A案に投票してください。仮にA案が否決された場合、その後の投票は棄権せず、反対票を必ず投じてください」と強く迫っていた。
「臓器移植患者団体連絡会」は、今月9日、新聞にA案支持を呼びかける全面広告を掲載。同会や日本移植学会などの関係者が全国から上京し、東京・永田町の衆院議員会館の各議員事務所を何度も回った。患者団体など組織的支援のあるA案のロビー活動は最後まで緩むことがなかった。
河野氏や山内康一衆院議員(自民)は、連日深夜まで議員会館に詰め票読みを行い、迷う議員をしらみつぶしに説得したという。<中略>
採決が近づくと、新聞やテレビ報道で移植を待つ子供の患者が報道された。衆院選を控える自民党若手は「報道を見てA案に決めた」と語った。
ただ、採決では異様な光景もあった。笑い声ややじ…。賛成、反対両方の木札を壇上まで持っていき、投票行動をちゃかすような議員がいた。敗れたC案支持の議員は「生死が絡む事案なら震えるほど緊張感が走るはず。深く考えない議員がロビー活動に影響されA案を支持したのでは」と悔しそうに語る。<後略>
| 固定リンク
「医療」カテゴリの記事
- 行革「事業仕分け人」の暴挙(2009.11.15)
- 臓器移植法改正案A案で本当に良いの?(2009.07.09)
- 国民皆保険の理念に反する「後期高齢者医療制度」のもう一つの目的は健保組合つぶし。そして「医療崩壊」へ。(2008.10.12)
- 厚労省、新高齢者医療で公費負担減&某新聞の姿勢(2008.05.26)
- 後期高齢者医療制度、年金天引きで、増税(2008.07.21)




コメント
私は医療のことは詳しくないですが、基本的に臓器移植は反対です。
どこかで、本人の意志で献体に出した家族の話を聞きましたが、一度献体に出したら一年以上遺体は戻ってこなかったらしいです。その間、家族はとても心苦しい思いをしたらしいですよ。
移植を求めてる家族の気持ちも分からないではないですが、私はやはり提供する側の立場を考えるべきだと思います。
ですからA案を選んだ国会議員は、もう一度よく考えてほしいですね。
投稿: さとし | 2009年7月10日 (金) 00時56分
さとしさん
私は臓器移植に賛成でも反対でもないですが、臓器提供は本人が意思表示しているときに限るべきだと思います。だから、それで、臓器が手に入らないといっても、それは仕方がないことで、臓器が欲しい人のために臓器提供者を無理やり増やすような法を成立させるのは大間違いです。
誰しも自分が生きるために存在しているのであって、自分の臓器を他人にあげるために存在しているのではありません。
患者団体が、臓器提供を増やせと当然のごとく私たちに迫るなんてもってのほかでしょう。自主的な提供でしか得られないと認識すべきです。
提供する側の命が尊重されないA案には反対です。
投稿: ふじふじ | 2009年7月10日 (金) 10時04分
こんにちは。
以前は臓器移植を待ち望む声にひかれて、「良いことだなぁ」という印象を持っていました。
しかし今回の改悪案とその衆議院通過を通して非常に印象を悪くしました。臓器移植希望・推進派の意見は
欲望表明だけで説明説得力にまるで欠けています。
1、自分たちの命を臓器移植で助かりたいのなら、臓器を摘出される側の生命を尊重するべきです。「経済合理主義」「利益第一主義」者の如き自分さえよければという独善的な欲望丸出しの非人間的姿勢と共通です。
2、以前から感じていましたが、推進勢力には経済的利得が大きく絡んでいます。
3,実質的には脳死者の命がベルトコンベア方式で闇の中に運ばれるでしょう。
4,国会議員には国民の命を差配する権限は与えられていないし、永久に与えたくありません。
5,その他沢山あります。
自公やマスゴミはこの法案成立に民主党を協力させることを通じて国民の民主党支持を減らすことを狙っています。民主党の国会対策の責任者たちは以前から自公勢力の手足に成り下がっているという意見が増加しています。少なくともお金で脅かされているのではないかと理解しています。
今回も意見が同じです。では。
投稿: 単純な者 | 2009年7月10日 (金) 10時23分
こんにちは。ということを前提にして、追加です。
臓器移植は臓器提供者の「意志」が法律上確認がされることを前提に許可されるべきです。
「意志」が確認できない年齢の15才以下については親権者と厳重な第三者委員会の認定による許可が必要とすべきです。
医療専門家や他のどんな権威者の意見よりも大事なのは「命の本人」の意志のみなんですからね。
では。
投稿: 単純な者 | 2009年7月10日 (金) 10時44分
単純な者さん
うまくまとめてくださいましたね。
全くおっしゃる通りです。
こんな法案が通ったら、闇で何が行われるかわかったものじゃありません。危篤になること自体が危ない。
民主党はこんな法案に賛成すべきじゃありません。
>臓器移植は臓器提供者の「意志」が法律上確認がされることを前提に許可されるべきです。
>「意志」が確認できない年齢の15才以下については親権者と厳重な第三者委員会の認定による許可が必要とすべきです。
そうですね。このぐらい厳格に行われるということが絶対に必要です。
投稿: ふじふじ | 2009年7月10日 (金) 12時02分
こんにちは、私は内容以前にこの法案が通過する過程において非常に腹立たしく思いました。「命」の事を「命の大切さが分かっていない者達」が決めているのですから。
投稿: うろこ | 2009年7月12日 (日) 15時03分
事実関係を的確にまとめていただいたのでよく理解できました。特に、衆議院議員の党派別の賛成・反対の票数内訳は参考になりました。
ふじふじさんが問題視している部分、私も同感です。
二点、問題点を付け加えさせてください。
一つ目は、「ドナーカード普及の努力をまず行うべし」
ということです。
欧米と異なって脳死を人の死と受け入れられない人間が少なからず存在する日本において、本人の家族が脳死臓器移植を受容できるのは、「本人が臓器提供を生前から表明していたとき」に限るべきだと思います。もちろんそれでは現行と同じですから「臓器提供によってのみ延命の望みが得られる人」のためには何かを変えないといけない。その方法が、「ドナーカード普及」です。
その努力を怠っておきながら、一足飛びに「脳死は一律に人の死。だから臓器提供は本人の意思とは関係なく、家族の同意があれば可能」としてしまうのは、乱暴過ぎます。
こちらのページの意見の、特に最後の段落を、A案に賛成した議員によく考えてもらいたいものです。
http://www.lifestudies.org/jp/noshi06.htm
現行法の枠組みを崩さずに、「臓器不足」を打開する道はまだ開かれている。
日本ではドナーカードの所持率は、まだ九%の低率にとどまっており、これを改善するだけで、事態は大きく前進する。さらに私は、子どもにもドナーカードの所持を許可する改正案を提案している。日本で「臓器不足」を打開する道は、ひとえにドナーカードの今後の普及にかかっているのである。
---抜粋以上---
二点目は、「家族の同意」といっても、実質的には、医療者側からの無言の圧力が家族にかかる、という点です。
つまり、「臓器提供を承諾しないと、人でなしと見られてしまう。脳死と判定された目の前の最愛の人が、本当は臓器提供を望んでいないかもしれないが、世間体を考えると同意しないわけに行かない」という、生体肝移植における、患児の親が感じる周囲からの視線と同じものを、脳死と判定された患者さんの家族が受けることになるのです。
繰り返しますが、そういうことで家族が悩まなくても済むように、生前の意思(臓器提供OKでも不可でも、どちらでもよいのです。どちらかを表明することが重要です)を書面で確認しておくこと。これが一番問題をすっきり解決させるポイントだと考えます。
投稿: sweden1901 | 2009年7月13日 (月) 03時03分
ふじふじさま
臓器移植法改正案、A案が参議院を通過してしまいました。
民主党に抗議の電話をしようと思いましたが止めました。
党議拘束をかけてないから民主党の責任ではないと言われたら返す言葉もないからです。
後に禍根を残すのではないでしょうか。
投稿: さとし | 2009年7月13日 (月) 16時14分
うろこさん
参議院では、なんと押しボタン方式で採決されました。これでは、私たちには、だれがA案に賛成したかわかりません。
命という重要な案件を決めるのに、こんな無責任な方法で採決していいのでしょうか。
投稿: ふじふじ | 2009年7月13日 (月) 22時12分
sweden1901さん
ご意見ありがとうございます。
A案は可決してしまいましたが、本人の意思がわからないのに、家族の同意によって臓器を切り取ることができるというのは、いかに家族とは言え、死者への冒涜だと思います。こう考えるから、臓器提供は、「本人が臓器提供を生前から表明していたとき」でしかあり得ないと思っています。
それで、意思のある人を増やすためにはドナーカードの普及をさせるというのはとてもいいと思います。日本でのドナーカード普及率は低いですよね。
人がなくなろうかという時に、「脳死判定」しますかだの、「臓器提供」しますかだの、聞かれること自体たまらないことですが、なおかつ、提供すれば助かる人がいるのにあげないなんてひどいみたいに見られるとしたらたまったものじゃないです。
とにかく、移植患者とその関係者のために、なぜ、私たちの死に際に「脳死判定」しますかだの、「臓器提供」しますかだの、のストレスにさらされなければいけないのか、まったく納得できません。
投稿: ふじふじ | 2009年7月13日 (月) 22時30分
さとしさん
押しボタン方式といういい加減な採決のし方だから、A案が可決したのかもしれません。
この法案は、移植患者とその関係者のことしか考えていない法案ですよね。
その他大勢の移植とは無関係でいたい人々が、巻き込まれることになります。
これは絶対悪法です。改正を重ねて、まともにする必要があります。
投稿: ふじふじ | 2009年7月13日 (月) 22時36分
抗議の電話は入れないとは言いつつ、民主党参議院議員の森ゆう子氏に電話してしまいました。
彼女は修正案の提出者なので真摯に誤っておられましたが、やはり納得がいきません。押しボタン方式だったことも、民主党が何人賛成したのか聞いた時に教えてもらえませんでした。参議院のホームページを観てほしいと言われましたが、私は騙されたのでしょうか!?
投稿: さとし | 2009年7月14日 (火) 01時45分
こんにちは。
ボタンで採決とまでは考えていませんでしたのでビックリ・・しませんよね、劣化した議員たちだというのは元より承知の平ざぇもんと言うことです。
ところで衆参両議院の議員たちはドナーカード登録者でしょう、臓器移植法改正案を成立させた意味ではそこには賛成・反対の違いもないし、議員の家族(せめて一親等)はそうであるべきでしょう。それを果たしてから議員たちはこの審議と採決に加わるぐらいでないと無責任の風潮と揶揄されても致し方ないと思います。
「議員も人間だから、家族の自由意志もあるから」などと言うぐらいだったらそれだけ責任重大な国会議員になるな!!でしょうね。選ぶ国民へのしっぺ返しかな?
では。
投稿: 単純な者 | 2009年7月14日 (火) 16時42分
さとしさん
お返事が遅くてすみません。
「脳死が人の死」という定義は、医療を後退させるでしょうね。医療従事者が、死に瀕している人を生かす努力が後退しそうです。
脳死者を死亡としてどんどん片づけて、医療費削減になり、移植を受けられる人々は、おそらく裕福な人々ではないかと思いますが、貧乏人は脳死でどんどん片づけられて、その臓器はお金持ちに移植されたりして。
また、脳死状態で生かしていることが、非難されるような事態にならないとも限りません。「脳死」を人の死とすることは、さまざまな問題が懸念されます。「脳死」の概念は、移植のための恣意的なものだと私は思ってますが、こうして、恣意的に「脳死を人の死」とされ法律化されたことがとても悔しいです。
誰がどの案に賛成したか反対したかは東京新聞では衆参院とも一覧になっていました。
しかし、壇上で投票するのと押しボタン方式では、かなり緊張度が違うではないでしょうか。
民主党議員のA案賛成者も多いです。なにせ、議論が尽くされていず、患者の遺族が、被害者意識すら持って、国民からの臓器提供を「早く」と迫るという前代未聞の事態を良く咀嚼せずA案賛成に流れていったように思います。
投稿: ふじふじ | 2009年7月15日 (水) 17時24分
単純な者さん
この法案は、移植関係者のために臓器を手に入れやすくした法案だから、ドナーになるのは危険じゃないかって気がしますよね。生きるものも殺されて臓器を切り取られそう。
うちは、家族全員ドナーにはならないし、脳死判定もしないと確認しあいました。
一切ドナーの立場にならずに、臓器が欲しい者の側にだけ立って、こんなエゴ法案を通すような議員は、国会議員にふさわしくないですが、議論が足りない状態での早急すぎる議決がよくなかったと思います。
臓器提供については逃れるすべはありますが、医療後退は避けられないし、犯罪が闇で行われるだろうと思うと恐ろしいです。
投稿: ふじふじ | 2009年7月15日 (水) 17時40分
こんにちは。
我が家族間でも。以前は臓器提供に好意的だったので「拒否に」というと躊躇いましたが、脳死も何も臓器を欲しがって医療を手早く打ち切られて、摘出手術は麻酔をしないから痛がっても身動きできず涙を流す場合もあると、直ぐ即「お互いに拒否」に決めました。
各地の郵便局・保健所・運転免許試験場その他にドナーカードが置いてあります。1,2項は赤く「×」「赤アンダーライン二線」消し、3項の「私は、臓器を提供しません」を「○」にして、運転免許の裏に同梱して携帯しておきましょう。念のために自宅にも、もう一枚明示しておきましょう。
実際的には病院では「ER」みたいに患者としての権利意識を強固に表現してみせる必要があります。名付けて「ゾンビ抵抗戦線」ですね。要するに主権者・納税者として国民はもっと緊張感を持て!!ということになったのですから(本来そうなんですが)。
では。
投稿: 単純な者 | 2009年7月17日 (金) 11時14分
単純な者さん
お返事が遅くてすみません。
私たちは、臓器提供者として生きているというか死ぬわけではないので、そもそも臓器提供者として見られることには抵抗しかありません。
こんな臓器欲しい人のための身勝手な法が通っていいものでしょうか。
自己防衛のために教えていただいた各地の郵便局・保健所・運転免許試験場その他に置いてあるドナーカードに、必要事項を記入して「臓器やんないよ」と明らかにしておいた方がいいですね。
この法の成立で、絶対臓器をやるものか、脳死で殺されてなるものかという気になってます。
投稿: ふじふじ | 2009年7月20日 (月) 21時16分
はじめまして
突然ではございますが、
7月22日(新月・皆既日食)
8月6日(満月)
その後の(新月・満月)に
植草一秀さんの実刑判決、収監に異議あり!!
抗議、その他 ブログで同日一斉発信をしたいと思います。
--------------------
植草一秀さんを守りたい!「みんなでブログ・デモ行進」のお知らせ。
ブログで同日一斉に発信!
http://www.asyura2.com/09/nametoroku5/msg/209.html
--------------------
自由参加です。
よろしくお願いいたします。
投稿: 夏みかん | 2009年7月20日 (月) 23時45分