« 概算要求額は、103兆円を大幅に下回らないこと。 | トップページ | 元官僚が、政治にかかわると、「官僚主導」になるのか? »

2009年10月20日 (火)

国民の財産である郵政のチェックは国会がすればいい。

 日本郵政の西川善文社長が辞任する意向を固めたことが19日、分かった。

 鳩山首相をはじめ亀井郵政改革相、原口総務相の関係閣僚が自発的な辞任を促す発言をしていた。しぶとい西川社長でも、さすがに辞めざるを得なくなった。

 政府は、今日(20日)、郵政事業見直しに関する基本方針を閣議決定する。

  政府は19日、郵政事業見直しに関する基本方針を20日に閣議決定することを明らかにした。基本方針は3党合意に基づき、郵政事業に関する国民の権利と して、郵便局ネットワークを活用し、郵便、貯金、保険の一体的サービスを全国で公平に利用できるようにすることをうたう。
 また、郵便局を地域や生活弱者の権利を保障し格差を是正するための拠点として位置付けるとともに、地域の行政拠点としても活用する方針を掲げる。これらの方策を実現するため、日本郵政グループの現在の4分社体制を見直し、経営形態を再編する方針を明示する。
 原口一博総務相は19日、民放番組の収録で「郵政改革の理念を閣議決定する」とした上で、臨時国会に提出する日本郵政グループの株式売却凍結法案につい て「その理念を書き加えるということで、亀井静香郵政改革担当相と連絡を取りながら法案の作成作業を進めている」と語った。 

 これで、郵便局は、以前のように全国津々浦々まで郵便ネットワークが行き渡るという利便性がよみがえることになり、地方の活性化に貢献することになる。もちろん、小泉・竹中氏による郵政民営化(私物化)計画は、とん挫することになる。

 郵政は国民の安全安心のためにあるのだから、それを保障するために、全株式を国が持っていることは不可欠となる。

 原口一博総務相は、日本郵政グループについて「市場のチェックを受けるべきだ」、なんてことを言って、将来、株式を上場する方針を表明していたし、郵政見直し法案に、新たな株式上場のスケジュールを盛り込みたい考えを表明していたが、そんなの盛り込むべきじゃない。

 郵政事業が受けるべきは、市場のチェックではなく、国民のチェック。郵政事業は、国民が出資して作り上げた国民の財産なのだから、私たち国民が管理者となるのが当然。つまり、郵政事業については、国会がチェックをすればいいってことです。

|

« 概算要求額は、103兆円を大幅に下回らないこと。 | トップページ | 元官僚が、政治にかかわると、「官僚主導」になるのか? »

民主党政策」カテゴリの記事

コメント

市場のチェック=米国金融資本のチェックw

松下売国政経塾の卒業生らしいですねw

投稿: とおりすがり | 2009年10月20日 (火) 12時15分

原口一博総務相 要注意人物に昇進ですね。

第二、第三のコイズミ候補ですね。

テレビ新聞は民主党の反小沢勢力を育てて、民主党分裂か、またはその勢力で民主党を支配したいような気がします。

彼らには、資本に屈しない小沢幹事長が邪魔なんでしょうね。

そういえば、コイズミさんが小沢さんと連絡を取りたがっていたそうですが、拒否したらしいですね?

コイズミさん郵政民営化維持で、外資の買収工作の仕掛け人役でも命令されていたのかも知れませんね。

コイズミ・タケナカさんは報酬をたっぷりともらっているのでしょうから?

出来高払いだったりして?(笑)

投稿: scotti | 2009年10月20日 (火) 23時55分

とおりすがりさん

>松下売国政経塾の卒業生らしいですねw

なるほど。

投稿: ふじふじ | 2009年10月21日 (水) 16時33分

scottiさん

原口一博総務相、いつの間に、バイコク派になったのでしょうか?今まで、わからなかったですね。

小沢幹事長は、原理原則にそった判断をする人だから、資本に屈することはないでしょう。コイズミなんて、バカにしていると思います。
が、小泉さんは、骨の髄まで、アメリカさまの犬だから、小沢氏を説得してこいとか命令されたんでしょうか。あり得ますね(笑)。

報酬は、出来高払いとか、成功の暁にだったかもしれません。そうすると、ここで大泥棒失敗は、たまらないでしょうね。

投稿: ふじふじ | 2009年10月21日 (水) 16時46分

ブログ運営ご苦労様です。

 日本郵政次期社長に元大蔵次官の斎藤次郎氏が内定した件で、マスコミも、旧与党も、さらには「注目の」竹中氏も、新政権叩きで必死のようです。

 どうも、この国のマスコミも多くの国民も「官僚主導」と「政治主導」を勘違いしているようです。

 批判されている「天下り」や「わたり」とは、その本質が「官僚主導」で行われ、「政治家」や「国民」に文句を言わせないことです。

 しかし国民が選んだ「政治家」が乞うて任命したなら、その者が元官僚であろうが民間人であろうが、それは間違いなく「政治主導」です。

 国民がすべきは、その「政治主導」で任命された人材が果たす成果をしっかり見ることと、与えられたポストがその後も官僚だけの指定席ポストにならないかどうかということだけを注視すればよいのです。

 国民がその「結果」に満足できなければ、「政治家」を選挙で審判するだけ。

 まさに政治家が官僚を使い、結果に責任を有す「政治主導」と「国民主権」です。

投稿: 非既得権益国民 | 2009年10月22日 (木) 20時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/223908/46534319

この記事へのトラックバック一覧です: 国民の財産である郵政のチェックは国会がすればいい。:

» 石原は、大嘘つき野郎だ! [雑感]
   知事らが、6人も雁首を並べて八ッ場ダムを視察に出かけたのは昨日のブログでも書いたし、テレビ・新聞でも我先にと伝えている。 その中で、東京都では 水の需要が減っている ことは一言も話してはいない。それどころか敢えて、利水・治水に関しては 「できるだけ触れないでおこう」 とする報道姿勢はみえみえである。 これには、理由があって群馬選出の福田が 国会で洪水に対して八ッ場ダムの有効性に対しての質問に、「あまり効果がみられない」との回答 をしているからであろう。 ここに一枚の表を掲載をしよう。  表から... [続きを読む]

受信: 2009年10月20日 (火) 17時06分

» 報道ステーションより 西川社長週内辞任へ [ライフログ ダイアリー]
報道ステーションで内閣府高官が西川社長が週内辞任へと語ったというニュースが流れました。 もうすでに後任も決まっているとのこと。 鳩山首相も19日「私は首相になる前に『本来お辞めになるべきだ』と申し上げた。その思いは変わっていない」と述べ、西川社長の自発的な....... [続きを読む]

受信: 2009年10月20日 (火) 18時27分

» 【郵政見直し】国民の利便性を高めつつ持続的経営を実現する将来像を描くかが課題だ【コイズミ涙目】 [ステイメンの雑記帖 ]
 我が国に市場経済原理主義を持ち込み、 国民各層の格差と貧富の拡大を決定づけたコイズミ・竹中構造改革路線の象徴が「郵政民営化」 であることは論を待たない!  そして、先の歴史的な総選挙を受け、 「郵政事業を抜本的に見直す」とマニフェストに明記した民主党を中心とした鳩山政権が発足 したわけである。    それから1ヶ月、「郵政民営化」見直しが党の金看板である国民新党の亀井金融・郵政改革担当相を中心に、見直し作業が進められていたわけだが、20日になって 「郵政改革の基本方針」を閣議決定 したようだ!  ... [続きを読む]

受信: 2009年10月20日 (火) 21時08分

» 産経が、郷原氏の総務省顧問就任の記事を流せないわけ [雑感]
  東京地検特捜部OB ・郷原信郎氏が総務省顧問に就任 という事実をいつ産経が流すのか、こちらは息を潜めて様子を伺っていた。 内定報道から5日目の21日になってもいまだ産経は流すだけの根性はなく、スルーを決め込んだように見える。 郷原信郎氏が、総務省の顧問になった理由は大きく2点挙げられると思う。 一点は、総務省が 放送局への許認可を有している ことである。 もう一点は、 政治資金収支報告書を管理する省 であるという点である。 官報を注意深く読んでいないと気がつかないと思うのだが、昨年(2008)1... [続きを読む]

受信: 2009年10月21日 (水) 17時50分

» 静かなる革命パンフレット【第一弾】税制を変えれば政治が変わる:一般取引税を導入して夢のジパングへ [静かなる革命2009]
静かなる革命2009シリーズが24ページのパンフになりました. かなり加筆しています.ぜひ一度通してお読みください. タイトルをクリックするとジャンプ(ダウンロード)します(PDF624KB). 筆者への断りなき引用・転載・配布を歓迎します.(馬場英治) このパンフを読むためには Adobe Reader が必要です. 静かなる革命パンフレット 【第一弾】 税制を変えれば政治も変わる 一般取引税を導入して夢のジパングへ 第1章 税率1%の一般取引税を導入すれば消費税増税が不要にな... [続きを読む]

受信: 2009年10月21日 (水) 21時00分

» 小沢一郎 [雑感]
日本郵政の社長が決まり、昨日から上を下への大騒ぎである。 何も、100%斎藤次郎の内定に諸手をあげて賛成をするものではないが、ずいぶん楽しませていただいている。特に、時事通信が載せた、竹中平蔵のコメントには腹を抱えて笑ってしまった。 竹中平蔵元総務相は21日、日本郵政の次期社長に元大蔵事務次官の斎藤次郎氏が内定したことについて、「『脱官僚』を掲げる民主党の看板と大きく異なる。説明責任も果たしていない」と政府を強く非難した。 民主党が野党時代に、あんなに日本郵政西川前社長就任の経緯や簡保の宿売却におけ... [続きを読む]

受信: 2009年10月22日 (木) 22時58分

« 概算要求額は、103兆円を大幅に下回らないこと。 | トップページ | 元官僚が、政治にかかわると、「官僚主導」になるのか? »