フリージャーナリスト岩上安身氏のスクープです。
36分40秒あたりから聞いてください。
主に岩上氏のトークからのご紹介となります。
首都圏で初めてストロンチウムが検出された。
先月30日、文科省は、東電第一原発事故で放出されたストロンチウムとプルトニウムについて、80キロ圏内の土壌汚染マップを公表した。
※これですね↓。
平成23年9月30日 文部科学省による、プルトニウム、ストロンチウムの核種分析の結果について
土壌採取日:第1 期6 月6 日~6 月14 日、
第2 期6 月27 日~7 月8 日
検出下限値は、プルトニウム238、239+240 ともに、約0.5Bq/㎡
検出下限値は、ストロンチウム89 で約300Bq/㎡、
ストロンチウム90 は、約40Bq/㎡
検出下限値を考慮の上、汚染マップはご覧ください。
岩上氏によると、過去の核実験などの残留で、通常、ストロンチウムは1キロ当たり1.2ベクレルぐらい存在するとのこと。
Bq/㎡とBq/kgと単位が違うので比較はどうなんだろうとは思いますが。
この文科省のモニタリングでは、100か所中、プルトニウム6か所、ストロンチウム45か所で検出。
プルトニウムは、人類が遭遇した最悪最強の猛毒と言われるが、ストロンチウムも人体への危険性は負けず劣らず。
ストロンチウムは、水溶性で、農作物に吸収されやすい。
吸収率はセシウムより高い。
今まで、放射線物質の調査は、ヨウ素とセシウム。ヨウ素は半減期が短く、基本セシウムだった。
多くの学者がストロンチウム・プルトニウムは飛ばないと言ってきた。
プルトニウムは国として初めての今回の調査で、原発の敷地外で確認された。
ストロンチウムは、もっと前から原発の外へ出ていたことが確認されていたが、今回の国の大規模な調査で、百か所もやったけれども、80キロ圏内。基本、福島県内で、福島県内だけ見ればいいだろうということだ。
79キロ地点の白河市で見つかったのが最遠点。
このニュースを受けて。
9月30日、NHKの首都圏ニュースで、専門家の方が、ストロンチウムは首都圏には絶対飛んでませんと言いきった。
ところが大ウソ。全然事実と違う。
245キロ離れた横浜の港北区に飛んでいた。
土壌採取して、ある民間分析機関に出して正確にきちっと測ったもので、素人が測ったものではない。
ストロンチウムが、マンション屋上の堆積物で196ベクレル/kg検出。
ストロンチウムは過去の核実験で撒かれていたからそれではないのか?との突っ込みがあったが、
このマンションは、築5年で、直近のものである。福島第一原発以外にない。
恐ろしいことに日本にはストロンチウムの規制値がない。
通常に測ってもごく微量が検出される。
が、過去の核実験の残存が積もったものとは言いにくい。
目標定量限界は、2。これを下回ると出ない未検出となる。
水溶性で、食物連鎖で魚から入り込みやすい。海に溶け込む。魚野菜から入り、カルシウムとよく似ているので人体が間違って取りこみ骨に蓄積する。
骨髄をずっと被曝して、造血機能が落ちる。悪性の貧血、白血病など血液の病気に、骨の癌になりやすい。
広島で被爆した、当時軍医だった肥田舜太郎さん94歳、戦後数千人の被ばく患者を診てきた生き証人のような方が、秘話を話してくださった。広島に原爆を落とされてマッカーサーが降り立ったのが9月、わずか1カ月の間に、都築正男さん当時の東大教授が、もうストロンチウムの危険性、広島原爆でまき散らされたストロンチウムを体内に取り込むとこのような悪さをするという論文を書いていたと、おっしゃった。そのあと、占領軍によってその研究は弾圧されてしまった。発表できなくなったりしていく。
そういうかなり早い時期でも、心ある学者は、ストロンチウムとはかなり危険だよということを警告していた。
ストロンチウムは本来は核燃料の中にあって、これだけでも原子炉だとか、燃料プールの核燃料がダメージを受けたというのがわかる。ここまで飛んでいるのかと。
これまで、最遠点というのが調査で明らかになった79キロ。問題は福島だけなんだと。
そうじゃない、コンパスを245キロ、横浜の港北区まで伸ばして、ぐるっと円を書いたら、もちろん風向きによって飛び方は違いますが、東日本が大半入ってしまうのではないかということですよね。
そこまで、そういうものが飛んでいるんだということになると、ただ単にセシウムというだけでなく、放射線核種それぞれの検査を本格的にやらなければならない。
あと、今回取った方というのは、まだご本人が逡巡していてお名前を出すことをためらっていらっしゃるので、仮にAさんしておくが、ある大学の先生で、工学の先生です。なので、サンプルの採取とかに関してはプロで、きちんとした仕方でとり、研究所へ持っていっている。素人がやったことではない。
で、横浜へも伝えてあるので、横浜市側は追試を行っていて、それが週明けにどこかの時点で発表になるでしょう。
この後、メルマガで、どういう経緯で採取され、今後どういう風になっていくのかということについて、また、続き書いておこうと思っている。
大事なことは、横浜の港北区というところが、マイクロホットスポットなのではなくて、どこでも採取できるということ、ありとあらゆるところに実はあって、ただ落ちてから風や何かで埃のように動くので、どんな街角でも吹き寄せられている場所がある。そうした吹き寄せられている場所に、こうした危険な核種が放射性物質が集まっている状態にある。
それらに丁寧に向き合っていく、除染するということをやらないと、環境からの影響を首都圏も排除できない。
そのことを訴えていきたいと思います。
ストロンチウムは、高価な放射線測定器では、だいたいそこにあるであろうということぐらいは、わかる。
計測や実際のフィールドワークを我々も実は動いている。下取材をもうやっているので、今後そうした放射性物質が、我々の身近な環境中にどこにどんだけあるのかということに関しても、フィールドワークを行っては、発表していきたいと思っている。
ただ、いたずらに騒がせたいわけじゃなくて、素人が簡易な機械でやって騒ぎ立てたいわけじゃないので、きちんとした権威のある専門機関に分析を依頼して、そこで分析結果を出すということと、サンプルでとった資料は別途保存しておいて、さらに別の機関に追試ができるように、あるいは、自治体に対して警告を行って、こういうところにこういうものがありますから、ちゃんと追試し、再検査、除染をやってくださいと言って、その時に自治体が動くためにもサンプルを保存しておくことが非常に重要になってくると思う。
通常、ストロンチウムは1キロ当たり1.2ベクレルぐらい存在する。
心配は魚。海底土から検出されている。海はストロンチウムに汚されている。
プルトニウム以上に広がっているのじゃないか。
今でも、毎時、2億ベクレル放出されている。
マンション屋上の堆積物の分析を依頼したご本人が、ブログで資料を発表されました。
黒猫の戯言様
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関連として↓。テキストは、「ぼちぼちいこか。。。」様から引用させていただきました。
20111003 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
今回、国が初めて敷地外でプルトニウムを検出した、45㎞も離れたところで検出したと認めたわけですけれども、言ってみれば、そんなことでは済まないので、もう全地球に福島原発事故で放出されたプルトニウムがばらまかれているということでもあるのです。
量が多いか少ないかという、ただそれだけのことです。
ようやくにして、それがはっきりと検出できたということです。
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ということは、これ、80㎞ぎりぎりのところでもですね、ストロンチウムも出ているんですね。
(小出氏)そうでしょうね。
となると、これ、80㎞よりもっと先、100㎞とか200㎞とか
(小出氏)もちろんです。
この西日本もですか?
(小出氏)もちろんです。
も、プルトニウムがあるはずですか?
(小出氏)当然です。
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(小出氏)必ず危険があるのです。プルトニウムというのは、人類が遭遇した最強の毒物といわれるほど、危険度の高い放射性核種ですし、ストロンチウムという放射性核種も、かなり危険度の高い放射性物質に属するものです。
そういうものが、全地球を汚染してしまったということなのです。
ただし、汚染の程度でいうと、現在のストロンチウム、或いはプルトニウムの汚染の度合いに比べて、セシウムという核種の汚染の度合いが桁違いに高いので、
私たちがどれだけ被曝をするかということを考えるときには、何よりもやはり、セシウムを私は注目してほしいと思います。
ストロンチウムが安全だとか、プルトニウムが安全だとか、もう無視していいとか、私は言っているわけではありません。
でも、今現在、そしてこれからどういう放射性物質に注意をしなければいけないのか?といえば、やはりセシウムだと私は思います。
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(小出氏)多分そうだろうと思います。セシウムというのは、揮発性が高いので、空気中に大量に飛び出してきて、今地面を汚しているんですが、ストロンチウムは多分、むしろセシウムと同じ程度に海を汚してると私は思います。
ですから、海の汚染に関しては、セシウムだけではなくてストロンチウムも注目しなければいけません。
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(小出氏)対策はもちろん、ずっと前からしなければいけなかったわけで、ストロンチウムが検出された、プルトニウムが検出されたからといって、初めて何かやらなければいけないということではないと、私は思います。
セシウムが大量にもう汚染を広げているという、その状況でやらなければいけないことはたくさんあります。
ずっと前から聞いていただいてましたが、子供たちを守るために、子供たちが集中的に遊ぶ場所の表土を剥ぎ取るとかですね、その除染の作業はしなければいけませんし、汚染、食べ物の汚染がどうなってるかということをきっちりと調べるということも、やらなければいけません。
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(小出氏)1平方メートルあたり、4万ベクレルを超えるような汚染物は、放射線管理区域の外にあってはいけません。
ですから、3万から6万といううちの、ほとんどですね。要するに4万を超えるものは、管理区域の外にあってはいけない。つまり、そこは管理区域に指定しなければいけない、そういう汚染が千葉県にも及んでいるということです。
これ、ほっておいていいんですか?
(小出氏)本当はいけません。ですから、日本が法治国家だというのであれば、そこは放射線管理区域ですから、私のようなごく特殊な人間以外は立ち入ることすら許さないということにしなければいけません。
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(小出氏)もちろんです。だって1平方メートルあたり4万ベクレルを超えているところは、人が住んではいけないのです。もともと。日本の法律を守るなら。
そこに今現在、皆さん住んでるわけですから、日本の法律を守ろうとするのであれば、除染する以外にありません。
はぁ・・・。
でも、これ、ほとんどの方は、この数字に着目していらっしゃらず、今現在もご自分の置かれている科学的な意味でのリスクというのを、認識してらっしゃらない方がほとんどだと思うんですが?
(小出氏)国が率先して法律破りをしているからです。はい。
つい先日、緊急時避難準備区域というところに人々をもう一度戻ってもいいということにしましたけれども、そこは1平方メートルあたり4万ベクレルどころではありません。
「10万ベクレル、20万ベクレルという、そういう汚染地帯に人が帰ってもいい」と、日本の政府が決めた…。
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(小出氏)もちろんです。日本の国が法治国家だといって、自分の法律を守ろうとするのであれば、千葉県内でも除染をしなければいけないわけですし、もう、どれだけお金がかかるかわかりません。
先ほど、東電の賠償金額が確か「何兆円」という数字をおっしゃったと思いますが、実はそんなんではないのです。
何十兆円かかるかわからない、何百兆円かかるかわからない、そういう被害が本当は出るのです。
しかしながら、そのことの認識を皆さんがなさっていないのが、現状であると・・・?
(小出氏)「なさっている」というか、日本の国家がそれをきちっと言わないのですね。
言わないということですね?でも判ってる人は、もちろん国にいはるんでしょ?
(小出氏)もちろん、みんな判ってると思います。専門家は判ってるはずだと思います。
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