福一原発吉田昌郎所長(56)が病気療養のために入院し、所長を退任されました。
東京電力は、28日、福一原発事故以来、復旧作業の陣頭指揮を執ってきた吉田昌郎所長(56)が24日から病気療養のために入院していることを明らかにした。吉田所長は12月1日付で所長を退任。病名は非公開。
吉田氏は所長から外れて、本店の原子力・立地本部付となり、後任所長には同本部原子力運営管理部の高橋毅部長(54)があたる。
吉田氏の任務は、3月11日から11月24日までの8カ月余りに渡って、放射線の飛び交う中のまさしく命がけでしたよね。
浅川凌著「福島原発で今起こっている本当のこと」(宝島社)によると、事故当時、建屋外で通常の作業着で作業に当たっていた作業員は、放射性物質が飛び散っている中で自らも被曝し、汚染された作業着のまま免震重要棟に入ってしまった可能性が高く、吉田所長が陣頭指揮をとっていたとされる免震重要棟は、放射性物質に汚染されていると確信されている。東電は、免震重要棟を除染するなり、他の拠点を建設すべきであるが、それをすると免震重要棟が汚染されていることがわかり、事故初期の対応のまずさを指摘されてしまうためしないのではないかと。
吉田所長の病気について、東電は「医師の診断で被曝(ひばく)との因果関係の指摘はない。詳しい病名や被曝線量は個人情報のため言えない」と説明している。
相当量の被ばくをしていることは疑いようもなく、ご本人もそれなりに浴びているとおっしゃっていることであり、病気が被ばくと無関係とはとても思えませんですね。
吉田所長には、再びお元気になられますよう祈念いたします。
吉田所長が出られたニュース等を下にご紹介します。そのうち、11月14日に記者のインタビューに応じて語られたお話はとても貴重な内容だと私は思いました。それで、主に吉田所長の語られた部分を文字化してみました。
この記事には、単純な者さんからご意見をいただいております。吉田所長には住民への被害を避けるために消防署へ連絡するという当然なことをしなかったという重大な落ち度があったということです。ということで、決して吉田所長を英雄視してはいけないということに私も同意します。この記事が英雄視しているように受け止められるかもしれませんが、英雄視しているつもりはありません。
東京電力は病気と被曝線量との因果関係はないとしていますが、具体的な病名や署長に被ばく量については個人情報に当たるとして明らかにしませんでした。
吉田所長は原発で働く作業員らに対しこのような形で別れることは、断腸の思いなどとメッセージを残しました。
細野原発担当相:放射線の影響ではないということは確認できてますので、そこはご心配いただく必要はないと思います。
福島第1原発、吉田所長がビデオ報告=一日も早い帰宅に取り組む
これは、工程表に従って着々と事故処理は進んでいるとか、事故現場で働く環境は安全に留意されているという安全アピールビデオでしょうけど。
「死ぬと思ったこと数度」吉田福島第一原発所長1/3(11/11/14)
―一番厳しかった状況は、今から振り返ってどんな時でしたか?―
やはり、3月11日から1週間、次はどうなるか私にも想像できない中で、出来る限りのことをやっていたという状況でございます。こちらの話になりますと、まだいろんな評価しなくてはなりませんので、細かいことを申し上げられません。
政府の事故調とお話をしてございますので、そちらを通してということになりますが、感覚的にはそこの1週間は、極端なことを言うと、もう死ぬだろうと思ったことが数度ありましたという状況を過ごしたということになるかと思いますね。
―原子炉の現在の状態なのですが、どんな状態ですか―
いろいろ先週ですか、臨界騒ぎ等々で、皆さんご心配おかけしましたですけれども、私がここの発電所でデータを見て確認している限り、原子炉は安定になっていることは間違いないと思っております。
そういうことをどういう形でご説明するかということは非常に難しいんで、これから冷温停止というところへ向かいまして、いろいろ解析結果等々を含めましてこれから丁寧にそこをご説明していくんだと思っております。
ただ、現場の実感としましては、プラントは安定していると、原子炉は安定しているという風に考えております。
ただ安定しておりますといいましても、それがすごく超安全ということではなくて、作業する面で非常に線量が高うございます。日々の作業をするという意味では、まだまだ危険があります。
それから、本日は皆さんにおはいりいただきましたけれども、やっとお入りいただけるレベルまでには来たんですが、これは一般の方が、どんどん入ってくるような状況では全然なくて、やはり危険な状態であるという認識は持っている。
ま、これ使い分けが非常に難しいんですが、周辺の住民の方に、ご安心いただける程度にプラントは安定をしている。だけど、作業するのはまだまだ厳しい状況があるということだと思っております。
「死ぬと思ったこと数度」吉田福島第一原発所長2/3(11/11/14)
―1号機が水素爆発をした第一報をどの状況でお聞きになられて、聞いた瞬間の気持ちを教えてください。―
細野:あの~、ちょっと個別の事案になってきますと、事故調との関係もありますので、なかなかお答えしにくいところがあるんですね。
―今の内容は事故調に絡む難しいことですか?―
吉田所長:その辺の経緯につきましては、事故調の方に全部お話をさせていただきますので、ま、感覚だけ言えばですね、外から聞いたんじゃなくて、ボンという音を聞いたというのが実際ですね。報告というよりも何なんだというところから入っています。
現場から帰ってきた人間が、1号機が爆発しているみたいだという情報が入ってきたというのが、実態はそういう状況でした。
―本部にいらしたんですか―
もちろん。
―3号機と4号機の音も聞かれたんですか?―
3号機は音と画像で見ております。NHKさんかな。画像でみております。4号機は本部におりましたけれども、音は聞いておりますけれども、あの時は2号か4号かわからないというそういう状況でございましたんで、その時は、2号なのか判断ができなかった。この状況の内容は事故調にすべてお話ししてございます。
―現場として、政府や県や本社に何か要望はありますでしょうか?―
ずっと、私要望をしてまいりましてですね、そういうので本当に細野大臣を含めましてバックアップしていただけまして、作業改善だとか、生活環境改善という意味では、いろんなサポートをしていただいてきておりますので、そういう意味では非常に感謝しております。
これから先のいろんな計画は、現場の状況をやはりよく踏まえたうえで、中長期の計画だとかそういうものを策定していただきたいなという風に考えております。
―今困っていることはありますか?―
特段に、今困っているというのはですね、今日明日困っているというわけではないのですが、やはり、近い先を見ますとですね、今言った作業員の被ばくの問題ですとか、それをどういう形で回していくだとか、そこら辺が頭の痛いところ課題でございます。これからもこれも本店も含めましてですね、対策を打ってていかなければいけないなというのがございます。
―今ですね、1号機と3号機のコアが溶けてたぶん~から出ていますよね。その状態で安定は可能ですか?―
あの~、それも先ほど言いましたように、評価でどういうことを冷温停止安定というかということなんですけれども、温度だとか、周辺の原子炉の各部の温度の変化だとか、それ以外のデータを見てるかぎり、燃料が外へ出てたとしても、原子炉圧力容器だけでなく、格納容器の中も含めまして、冷却されている状態であって、安定であると私は判断しております。
―所長からご覧になって、現場の作業員の方の士気はどういう状況にありますでしょうか?―
えっと、極めてそういう意味では、もう3千人近い方が、3千人超える方が毎日働きにこちらへ来ていただいて、かなり責任感を持ってしっかりやっていただいております。
それで、特に皆さんにご心配かけましたが、人心災害等ありましたけれども、かなり減ってまいりましてですね、非常に集中して仕事をしていただいていると思います。
毎日の仕事を丁寧にやってくださいと。それから、一番重要なのは、自分の命ですから、現場で絶対に毛がしないように注意してやっていただきたいと、これは毎日しつこいように繰り返し言っているというような状況でございます。
その中で、今のご質問にお答えいたしますと、士気は高く作業していただいているということです。
「死ぬと思ったこと数度」吉田福島第一原発所長3/3(11/11/14)
―吉田所長の積算線量は今いくらですか?―
これは、個人情報でございますので、こちらでお答えするようなことではないと思いますので、差し控えさせていただきますが、それなりに浴びているということで許してください。
―署長、先ほど死ぬかと思ったことが何度かあったと。具体的にはどんな時ですか?―
例えば、今、1号機の爆発があった時に、たぶんそれはどういう状況で爆発したのかというのが、この免震重要棟ではわかりませんから。それから、現場からいろいろ怪我した人間が帰ってくるという状況の中で、最悪格納容器が爆発しているということになりますと、放射能が出てくるということで、そこでコントロールが不能になってくると。それから、3号機の爆発もあります。それから、最後2号機の原子炉注水をする時、なかなか水が入りませんでですね、これは、事故調の方でお話ししてますが、そこで聞いていただければと思うんですけれども、やはりそういう中で、一寸先が見えない、最悪言えば、メルトがどんどん進んでいるコントロールが不能になるという状態を感じましたので、そういう時に、これでもう終わりかなと感じがしたんです。
―危険な状況を脱したと感じたのはいつごろですか?―
最初にそこを脱したのは、これ明確に言えないんですけれども。次は、高濃度の汚染水が漏れましたんで、4月の初めに。これをどうするんだということで、これは炉の安定もさることながら、やっぱりケイガイに高い放射能を出すという非常に異常な状態ですから、これは、何とか止めないといけないと。次は、水の処理をどうするんだと言うことで、水処理を一生懸命作っていたということで、そういう意味では、6月いっぱいぐらいまではかなりそういう意味で大変な思いをしていたんで、そういう意味で、トータルのシステムとして本当に安定してきたというのは、やはり、7月8月ということだと思います。
―全交流と直流が二つ揃って落ちるという想定を訓練をなさってなかったはずなんですが、そのことに関して会社の方針と言うか、アドバイスが・・―
これもたぶん事故調等々と次のステップで充分議論されればいいと思うんですが、私個人的に言えばですね、やはり、そういう想定がある意味で甘かった部分があるわけですから、これから他の発電所に対してもですね、そこを踏まえてですね、訓練も含め設備の充実も含めてやっていく必要があるという風に考えています。
―~~の手紙に励まされたということですけれども、これからはどのような意気込みで取り組んでいくか、みんなにもう一度お気持ちをお聞かせください。―
これはもう私だけではなくて、国全体としての今の大臣からのステップ2を確実に終了させるというのが一つの目標ですし、その次のステップに中長期というところですけれども、ステップ2がすぐ中長期に移らないので、そこらへんをしっかりと現場では現場のニーズを踏まえてですね、次のステップを考えていろんな提言をしていき、いろんな作業をこなしていくということだと思いますが、そういう意味では、常に目標は出来ていきますので、それをしっかりとやっていく。それが、まあ、福島県のみなさんのいろんなニーズにこたえることになると思います。
それから、一つだけ追加して言っておきますと、こちらで働いている人間のほとんどは、この福島の人間・浜通りの人間です。それで、彼らもみんな今回避難民で家族はみんな避難している中から、こちらに来て作業してございますので、彼ら自身は、私もそういう意味では、こちらも通算して14年ぐらい住んでいますから、もう浜通りの人間みたいなもんですが、この浜通りを何とかしたいと言う気持ちは、この作業員みんな持っておりますから、それをしっかりと、そういう気持ちを続けていくことだと思っております。
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【追記】
ツィッター情報によりますと、吉田所長は胸を押さえて倒れたとのことです。心臓にたまったセシウムが原因の心筋梗塞でしょうか。そして、それは吉田所長だけではないとのことです。やっぱり、東電が吉田所長の病気と被曝線量には因果関係はないと言い切るところや病名を言わないところに怪しさがありましたね。普通なら、被ばく線量が原因ではないか検査中ですというのではないでしょうか。吉田所長の病状が心配です。
つぃったー情報↓
もう日本メチャクチャなんで暴露したい。私の従兄弟は東電社員で原発作業現場にいる。欝気味だったが状況を 吐露していきた。胸を押さえて倒れたのは吉田所長だけではなく続出している模様。大手マスコミは一切報道せず、吉田所長は隠ぺいしきれないとみて中途半端 に発表。病名公表せず。火に油だな。 via web
倒れているのは吉田所長だけではないのに、そこを報道しないメディアは本当に隠ぺい体質だな、とも従兄弟(東電社員)は言っていた。現場からのリアルな声だ。 #genpatsu #原発 via web
一庶民の私のツイッターにですら「友人も原発現場で鼻血だして倒れた」「山本太郎の講演で大阪のレスキュー が被爆で死んだこと知った」とか教えてくれる人がいる。日本の大手マスコミ(記者クラブ)は被爆してもいいくらいの気持ちで真実つかんでこいよ。それが ジャーナリストってもんだろ。 #原発 via web







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